松見早枝子のオージー・ビーフ&ラムでビューティーライフ

フィンガーフードでおもてなし上手になる!
フィンガーフードで演出する“全員が楽しめるパーティー”

年末も間近、クリスマスもあと数日に迫っていますね! 親しい人を招いてのクリスマスパーティーも今が佳境なのでは?? これから迎える年末年始に、人が訪ねてくるお家も多いはず。かく云う私も、お世話になった方々や友人を招いてのホームパーティーの準備真っ只中です。“どういうメニューにしよう? やっぱりおしゃれに決めたいし…。” なんて悩んでいる方に、緊急のおもてなしアイデアのご提案です!

おもてなしの時って、どうしてもお酒がつきものですよね。メインはちょっと腕を振るったお得意料理にするとして、この「お酒」のお供に出す前菜的おつまみは何にしよう? なんて、あわてて料理本を開いたりしているのでは? こんなときに知っておくと便利なのが、いつものお料理をちょっと違った一口スタイルで出す、「フィンガーフード」です。

よそのお宅に行って、参加人数をチェックしてお料理を自分のお皿に取り分けるのって、案外気を遣うもの。取りたいお料理があっても、ついつい遠慮して冷めてしまってから手を伸ばすことはありませんか? 特にお酒が入るとそんなことを考えるのが億劫になって、乾き物ばかりつまんでいたり…。私もおもてなしをするようになって、おいしいお料理をおいしい状態で平らげて欲しいから(笑)、お料理の出し方には気を遣うようになりました。

料理をおしゃれにみせるポイントは“おもてなしの気持ち”

人気なのは、やっぱり気軽に手を伸ばせて、手で簡単に食べられるフィンガーフードスタイル。これには大きく分けて「のっける」、「巻く」、「ピックで刺す」の3つの方法があります。

まずはカナッペに代表される、簡単な「のっける」スタイル。例をあげると、
●生ハムやサーモンなど前菜的なお料理を、バゲットをスライスしたものにのせて、カナッペにする。
●ラタトゥイユやシチューのようなものを、小さなタルト生地に入れる。
●豆やライスサラダを、アンディーブのような葉っぱにのせる。
などがあります。

次は、前回の「オージー・ビーフの肉巻きずし」でもご紹介したような、野菜やごはんなどを肉や葉っぱで「巻く」スタイル。これは一口で食べられるように一口大にするのがポイントです。いずれも中身の色合いをカラフルにするとおしゃれにみえます。

そして3つ目が「ピックで刺す」スタイル。これは、前出の「肉巻きずし」のようなものをピックで刺してもOKですし、小ぶりに作ったチーズ入りコロッケなんかもかわいいもの。オリーブ、チーズを刺すだけのシンプルなものもあります。特にチーズは室温になるとやわらかくなってお皿にこびり付いてしまうので必ずパンにのせるか、ピックで刺しておきましょう。

前々回にご紹介した「オージー・ラムの串焼き」のように、そのままではあまり見栄えがしない焼き鳥状のものや焼き野菜も、ちょっとピックに刺してあげるだけで食べやすく、おしゃれに見えます。このときも、焼き鳥屋さんのようにドンと出すのではなく、小さめに作るのがポイント。長いピックでも上のほうだけに刺してグラスなどに挿して出すと、おしゃれに決まりますよ。

ただでさえ人が来るとなると、お部屋のお掃除からおもてなしの準備と忙しいもの。その上新しいお料理に挑戦するとなると、精神的にも負担が大きくなって、せっかくのパーティーも本来の「楽しむ」という目的から離れてしまいがちです。おもてなしする私たちも輝いていたいですものね! いつもの作り慣れたお得意メニューを見直してみて、プレゼンテーションの仕方を工夫してみてはいかがでしょうか?

手軽で気軽に、ひとくちフードスタイル オージー・ラムとひよこ豆ペーストのカナッペ
材料

 

オージー・ラム200g
にんにく1かけ
ごま油大さじ1
塩・黒こしょう少々
フランスパン適量
ローズマリー適量
< ひよこ豆のペースト >
ひよこ豆(ゆでたもの)150g
白すりごま大さじ2
ごま油大さじ1
にんにく(みじん切り)1かけ
クミンシード小さじ1/2
無調整豆乳大さじ5〜6
塩・こしょう各少々
作り方

[調理時間:25分]

  1. オージー・ラムは塩とたっぷりの黒こしょうをふっておく。
  2. ひよこ豆のペーストを作る。鍋にごま油とにんにくを熱し、香りが出たらひよこ豆を入れてさっと炒めたら、豆乳を加えてひと煮立ちさせ、塩こしょうする。
  3. 2をフードプロセッサーに移し、白すりごまとクミンシードを加えてなめらかになるまで攪拌し、塩こしょうで味を調える。お好みで香り付けのごま油を少々垂らして再度攪拌する。
  4. フライパンにごま油とつぶしたにんにくを熱して香りが出たら、1のオージー・ラムを好みの加減に両面焼く。仕上げに黒こしょうをふる。
  5. フランスパンを7ミリほどにスライスし、トースターでカリッと焼いて3を塗り、上に4をのせる。ローズマリーの葉をちぎってあしらう。
オージー・ラムとひよこ豆ペーストのカナッペ
フードプロセッサーでひよこ豆のペーストを作る際、なめらかさを好みで加減できます。やや粗めに攪拌しても、ひよこ豆の風味と食感が残っておいしいです。

仕上げに粗塩(私はブルターニュのフルール・ド・セルの結晶を使用)を散らすと味がしまっておいしいですよ。
ここがポイント! ここがポイント!