イタリア料理「サルティンボッカ」は、多くの場合薄切りにした仔牛肉や鶏肉にセージの葉と生ハムを重ね、焼いてつくります。ここでは、オージー・ビーフの薄切り肉を主役に、セージに代えて手に入りやすいバジルを使い生ハムを省いてチーズ入りのパン粉をまぶしてパネソテー(パン粉焼き)にアレンジしました。薄切り肉を折り重ねてボリュームを出しつつ、牛肉のやわらかさを損なわないようにしています。
油脂を控えたヘルシーレシピで、お子様からご年配の方まで、どなたにも召し上がっていただけます。

牛肉のイタリア風ミルフィーユかつ
調理時間:25分 カロリー:436kcal
材料(2人分)
- オージー・ビーフ(薄切り)
- 2枚
- ズッキーニ
- 1/2本
- バジル
- 4枚
- 塩
- 小さじ1/4
- こしょう
- 少々
- オリーブ油
- 大さじ3〜4
- 小麦粉、溶き卵
- 各適宜
- レモン
絞りやすい形に切る - 1/2個
- 【A:チーズパン粉】※混ぜ合わせる
- パン粉
- 2/3カップ
- パルメザンチーズ
- 大さじ2
作り方
- ズッキーニは縞目に皮をむき、5mm幅の輪切りにする。
- オージー・ビーフを広げ、片面のそれぞれに塩、こしょうをふり、中央にバジルを2枚ずつ並べる。茶漉しなどに小麦粉を入れ、バジルの回りに薄くふる。左右それぞれ3分の1ずつを内側に折って重ね、縁を上から押さえ、しっかり閉じる。
- 2)に小麦粉、溶き卵、【A】のチーズパン粉を順につける。
- フライパンにオリーブ油を入れて中火弱にかける。3)の両面をこんがりと揚げ焼きする。焼き上がった肉を取り出したら、油を少量残し、1)のズッキーニの両面を焼いて、軽く塩(分量外)、こしょうをふる。器に肉を盛り、ズッキーニ、レモンを添える。